今回は、80年代にアイドル的な人気を集めた俳優の野村宏伸さんについて、現在の活動や過去の苦難についてご紹介します。
野村さんは、映画『メイン・テーマ』やドラマ『教師びんびん物語』などで知られていますが、その後は仕事が激減したり、友人にお金を騙し取られたりと、波乱万丈な人生を歩んできました。
しかし、そこから立ち直って再び俳優として活躍している野村さんは、どのようにして復活したのでしょうか。
そして、現在はどんな暮らしをしているのでしょうか。
野村宏伸さんの現在と過去に迫ってみましょう。

野村宏伸さんのプロフィール
まずは、野村宏伸さんのプロフィールを簡単におさらいしておきましょう。
- 本名:野村宏伸
- 生年月日:1965年5月3日(58歳)
- 出身地:東京都
- 最終学歴:東京都立北高等学校卒業
- 所属事務所:野村宏伸事務所
野村さんは、1984年に映画『メイン・テーマ』でデビューし、日本アカデミー賞新人賞を受賞しました。
その後も映画やドラマで活躍し、1987年から放送された『教師びんびん物語』では田原俊彦さんと共演して大ヒットしました。
この頃は年収が1億円を超えるほどの人気俳優でした。




野村宏伸さんの転落と再起
しかし、30代に入ると仕事が減っていきました。
理由としては、自分に合わない役柄を断ったり、慢心したりしたことが挙げられます。
また、友人や知人に貸したお金が返ってこなかったり、経営していた化学工場が倒産したりというトラブルもありました。
その結果、借金が膨らみ、豪邸を売却することになりました。
生活が苦しくなった野村さんは、中古車販売のアルバイトや友人の自動車会社を手伝うなどして何とかやりくりしていました。
しかし、俳優としての情熱は失わなかったそうです。
自分が不義理をする人間を見抜けなかったことを反省し、与えられた役を全力で演じることで再評価されるようになりました。
2005年に映画『コアラ課長』で主演し、新たな路線に挑戦しました。
この作品はコメディタッチで社会風刺を描いたもので、野村さんはコアラの着ぐるみを着て出演しました。この作品は評判を呼び、野村さんの復活のきっかけとなりました。
その後も舞台や2時間ドラマなどで活躍し、実力派俳優としての地位を確立しました。
2010年代以降は舞台での活躍が目立っており、2022年1月には『正太くんの青空』に出演しました。
テレビドラマでは、テレビ和歌山やBS日テレほかで1月にスタートした『妙高のたからもの』で化学工場の部長役を演じています。




野村宏伸さんの現在の家族と暮らし
野村さんは、2009年に最初の妻と離婚しました。
その後、2015年に15歳年下のヘアメイクの女性と再婚しました。同年には女児が誕生しました。
最初の妻との間にもうけた2人の子供は元妻が親権を持っています。
野村さんは、現在は高級車や豪邸には興味がなく、つつましい暮らしをしているそうです。
妻と娘を守りたい気持ちが何よりも強く、心は満たされているそうです。
50代にしてようやくたどり着いた、地に足のついた暮らしのありがたさをかみしめているようです。




まとめ
以上、野村宏伸さんの現在と過去についてご紹介しました。
野村さんは、80年代にアイドル的な人気を集めた俳優ですが、その後は仕事が激減したり、友人にお金を騙し取られたりと、波乱万丈な人生を歩んできました。
しかし、そこから立ち直って再び俳優として活躍している野村さんは、自分の過ちを反省し、与えられた役を全力で演じることで復活したのです。
そして、現在は15歳年下の妻と娘と幸せな家庭を築いています。野村さんの人生は、挫折と再起の繰り返しでしたが、それだからこそ今の幸せがあるのだと思います。
野村さんのこれからの活躍にも期待したいですね。
皆さんは、野村宏伸さんについてどう思いますか?コメント欄で教えてください。
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