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ふくしま復興し太郎です。
私の簡単なプロフィールは↓こんな感じです。
今回は福島第一原発事故を経験した私が映画「fukushima50」を見た感想について書いていきます。
目次は↓こんな感じです。
1.結論
私の結論は「日本人なら一度は必ず見るべき映画!」です。
原発に関係のない人も当たり前の日常の大切さについて考えさせられる作品になっていると思います。
あの日あの時何があったのか,そこから私たちは何を学ばなければいけないのか,そんなことを考えるきっかけになると思いますのでまだ見ていない方は是非ご覧ください。
2.あらすじ
2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大となる地震が発生し、巨大津波が福島第一原子力発電所を襲った。津波による浸水で全電源を喪失してステーション・ブラック・アウト(SBO)となり、冷却不能の状況に陥った原子炉は、このままではメルトダウン (炉心溶融)により想像を絶する被害がもたらされることは明らかだった。
1・2号機当直長伊崎ら現場作業員は、原発内に残り原子炉制御に奔走する。全体指揮を統括する吉田所長は部下たちを鼓舞する一方、状況を把握しきれていない本店や首相官邸に対し怒りをあらわにする。しかし、現場の努力もむなしく事態は悪化の一途をたどり、近隣の人々は避難を余儀なくされる。
首相官邸が試算したこの事故による最悪のシナリオでは被害範囲は半径250km、避難対象人口は約5000万人にも及び、それは「東日本の壊滅」を意味する。現場に残された唯一の手段は「ベント」(手動による圧抜き)で、未だかつて世界で実施されたことのないこの手段は作業員が体ひとつで原子炉内に突入して行う手作業が要求される。外部と遮断され何の情報も入らない中、ついに作戦は始まる。
出典:映画「Fukushima 50」公式サイト(https://www.fukushima50.jp/)
3.感想
福島第一原発事故を経験した私がこの映画をみて初めに思ったことは「すごく忠実に再現されてる!」でした。
特に免振重要棟と中央操作室は「実物を貸したのか!?」と思うほどでした。
内容は私の知っている事実とほぼ同じでした。
過酷な現場での対応や複雑な人間模様がうまく表現されていると感じました。
それでも,実際に当時現場作業を行った人に話を聞いた時の「俺は死ぬ覚悟で遺言を書いてから現場に行った」という言葉には敵わないと感じました。
少し残念だったのは現場の状況が簡単に表現されていたところです。秘密情報になるため詳細に表現できなかったのだと思いますが,実際はベント弁までの道のりはもっと狭く複雑で過酷な状況です。
結果としては,事故の内容や苦労というところはよく表現できていたと思います。
私はこの映画を見るとあの日のことが鮮明に思い出されます。それだけよくできた作品ですので見ていない方は是非一度ご覧ください。
また,この作品は次世代へ受け継ぐべきものと思いますので,見た方は見ていない方へ是非進めてみてください。
この映画を見て知ることが福島の復興へ繋がります。皆さんご協力お願いします。
4.視聴方法
まだ見ていない方は以下から視聴できます。是非ご覧ください。
1.Amazon Primme Videoで視聴
Amazon会員の方は↓こちらから視聴可能です。
ただいま(2021年8月)無料で視聴できますので是非ご覧ください。
2.ブルーレイ/DVDで視聴
次世代へ受け継ぐべき作品となっていますので購入してみてはいかがでしょうか。
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