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~簡単なプロフィール~
・2011.3.11 20歳の時に福島第一原子力発電所で被災
⇒体験談はこちら【私の体験談】東日本大震災津波と原発事故~第1話_災害の始まり~ – ふくしま復興し隊 (fukushima-fukkoushitarou.com)
・原発事故の体験と教訓,廃炉作業の今を伝えていくことがライフワーク
・多くの人に福島の今と魅力を伝え,興味を持ってもらい復興に貢献するため活動中
今回は福島県双葉町と浪江町を跨ぐようにして建設が予定されている「福島県復興記念公園」予定地と「見晴台」に行ってきましたので紹介します。
見晴台からは町の復興状況や公園の整備状況を見ることができます。また,見晴台には津波浸水深16.5mが記されており大津波であることを思い知らされます。
見晴台の近くには「東日本大震災・原子力災害伝承館」や「震災遺構 浪江町立請戸小学校」があるので資料館見学にあわせて訪れることをおすすめします。
福島県復興祈念公園とは?
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災により、福島県をはじめとする太平洋沿岸部を中心とした広域にわたり甚大な被害が生じました。
この未曽有の大災害を受け、国が地方と連携して、犠牲者への追悼と鎮魂を行い、日本の再生に向けた復興への強い意志を国内外に向けて明確に示すなど、復興の象徴となる「復興祈念公園」を整備することが求められています。
復興祈念公園の中に設置される国営追悼・祈念施設は、「東日本大震災による犠牲者への追悼と鎮魂」等を目的とし、公園の中核的施設となるものです。
住所 | 〒979-1524 福島県双葉郡浪江町両竹本町1 |
公式HP | 福島県における復興祈念公園|復興祈念公園 (mlit.go.jp) |
見晴台に行ってみた!
見晴台は浪江町に設置されており,平日9:00~16:00の利用となっています。
見晴台の最上階は標高11メートルとなっており,最上部には5メートルほど上に東日本大震災の時に浪江町と双葉町を襲った最大の津波高さである16.5メートルの標示柱が設置されています。
見晴台へ昇れる人数は,一度に最大10名までとなっていますのでご注意ください。
足場材で組まれており,上部が低いので頭上注意が必要です。
最上階は展望フロアとなっており,360度見回すことができます。
上を見ると最大の津波高さである16.5メートルの標示柱があり,「こんなにも高い津波だったのだ」と実感させられます。
「福島県復興記念公園」の追悼と鎮魂の丘は16.5メートルまで盛土をして整備する計画となっています。
見晴台からあたりを見回しますが,各所で工事を行っていますがまだ近くには何もありません。
遠目に「震災遺構 浪江町立請戸小学校」があるのが分かります。
見晴台から福島第一原発の煙突だけですが見ることができます。
こちらからは「東日本大震災・原子力災害伝承館」を遠目に見ることができます。
まとめ
復興記念公園の完成時期は未定となっていますが,福島復興のシンボル的存在になると思いますので完成を期待したいと思います。
津波により何もなくなってしまった沿岸部で,福島第一原発事故によりなかなか復興が進まない場所ですが,ようやく少しずつ進みだしています。
今はまだ仮設の見晴台で,周りには何もありませんが,浪江町と双葉町の今とこれからを見れる場所だと思いますので是非お立ち寄りください。
⇩ブログで紹介していますのであわせてご覧ください。
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