Backlogは本当に使えるの?特徴や機能、評判・口コミをチェックしてみた

業務カイゼン

Backlogは、タスク管理・プロジェクト管理ツールとして国内で人気のサービスです。

エンジニアだけでなく、事務やデザイナー、マーケターなど様々な職種の方に使われていますが、実際にどんなメリットがあるのでしょうか?

今回は、Backlogの特徴や機能、評判・口コミを紹介します。

Backlogとは

Backlogは、株式会社ヌーラボが提供するタスク管理・プロジェクト管理ツールです。

2008年にサービスを開始し、現在では100万人以上のユーザーが利用しています。

Backlogは、以下のような特徴を持っています。

  • タスクや課題をチケットとして登録し、担当者や期限、進捗状況を管理できる
  • チケットにはコメントやファイル添付ができ、メンバー間のコミュニケーションを円滑にできる
  • ガントチャートやカンバンボードなどのビジュアルな表示でプロジェクト全体を把握できる
  • wikiやGit/Subversionなどの機能も備えており、ドキュメントやソースコードの管理もできる
  • プロジェクト単位で料金が決まり、ユーザー数に関係なく利用できる
  • SlackやGmailなどと連携して通知や共有ができる

Backlogのメリット

Backlogを使うことで、どんなメリットが得られるのでしょうか?実際に利用しているユーザーの評判・口コミを見てみましょう。

使いやすさ

Backlogは、シンプルで直感的なUIを持っており、初めて使う人でもすぐに使いこなせます。

文字だけでなくアイコンや色分けもされており、見た目もわかりやすいです。

また、入力途中でブラウザを閉じても内容が保存されたり、テンプレート機能があったりと、便利な機能も多くあります。

効率化

Backlogは、誰が何をいつまでにするかを明確にすることで、タスクの抜け漏れや重複を防ぎます。

また、チケットにコメントやファイルを添付することで、メールや電話などの別ツールを使わずに情報共有ができます。

さらに、ガントチャートやカンバンボードなどのビジュアルな表示でプロジェクト全体の状況を一目で把握できます。

これらの機能によって、プロジェクト管理の効率化が図れます。

柔軟性

Backlogは、プロジェクトごとにチケットの項目やステータスをカスタマイズできます。

例えば、優先度や種別、カテゴリーなどを自由に設定したり、自分だけのフィルターを作成したりできます。

また、wikiやGit/Subversionなどの機能も利用できるため、ドキュメントやソースコードの管理も一元化できます。

さらに、SlackやGmailなどと連携することで、自分の使いやすい方法で通知や共有ができます。

これらの機能によって、プロジェクトの特性やニーズに合わせて柔軟に運用できます。

Backlogのデメリット

Backlogには、多くのメリットがありますが、一方でデメリットもあります。

実際に利用しているユーザーの評判・口コミを見てみましょう。

権限管理

Backlogは、閲覧権限がプロジェクト単位でしか設定できません。

つまり、プロジェクトに参加しているメンバーは、そのプロジェクト内のすべてのチケットやwikiを見ることができます。

これは、プロジェクト内で情報を共有する上では便利ですが、一部のメンバーだけに限定したい情報もあるかもしれません。

例えば、顧客情報や契約内容などです。このような場合は、別のプロジェクトを作成して権限を分ける必要がありますが、それだとプロジェクト管理が煩雑になります。

チケットやwikiごとに閲覧権限を設定できるようになれば、もっと便利になると思います。

機能制限

Backlogは、基本的にタスク管理・プロジェクト管理ツールとして作られています。

そのため、他の機能はあくまで付加的なものとなっており、一部制限があります。

例えば、wikiは編集履歴や差分表示ができませんし、Git/Subversionはブランチ管理やマージリクエストなどができません。

また、ファイルのアップロード容量も制限があります。これらの機能を本格的に使いたい場合は、専用のツールを併用する必要があります。

Backlogと類似商品との比較

Backlog以外にも、タスク管理・プロジェクト管理ツールはたくさんあります。

ここでは、代表的なものと比較してみましょう。

Redmine

ガントチャート満足度No.1!らくらくプロジェクト管理ツール|Lychee Redmine(ライチ・レッドマイン) (lychee-redmine.jp)

Redmineは、オープンソースのタスク管理・プロジェクト管理ツールです。

Backlogよりも先に登場したツールであり、多くの企業や組織で利用されています。

Redmineは、Backlogよりもカスタマイズ性が高く、様々なプラグインやテーマを導入することで自分好みに仕上げることができます。

また、Redmineは無料で利用できるため、コスト面では有利です。

しかし、Redmineは自分でサーバーを用意してインストール・運用する必要があります。

そのため、初期設定やメンテナンスに手間がかかりますし、セキュリティやバックアップなども自己責任となります。

また、RedmineはUIが古くて使いづらいという声も多くあります。特にITに不慣れな人にとっては敷居が高いかもしれません。

ガントチャート満足度No.1!らくらくプロジェクト管理ツール|Lychee Redmine(ライチ・レッドマイン) (lychee-redmine.jp)

Jira

Jira | 課題 & プロジェクト管理ソフトウェア | Atlassian

Jiraは、アトラシアン社が提供するタスク管理・プロジェクト管理ツールです。

Backlogと同じくSaaS型のサービスであり、インターネット環境さえあればどこからでも利用できます。

Jiraは、Backlogよりも高度な機能を持っており、スクラムやカンバンなどのアジャイル開発に対応しています。

また、JiraはConfluenceやBitbucketなどの他のアトラシアン社の製品と連携がしやすく、ドキュメントやソースコードの管理もスムーズにできます。

しかし、Jiraは機能が多すぎて使いにくいという声も多くあります。

特に初心者にとっては操作が難しく、設定やカスタマイズに時間がかかります。

また、Jiraはユーザー数に応じて料金が変わるため、多人数で利用する場合はコストが高くなります。

さらに、Jiraは日本語対応が不十分であり、英語が苦手な人にとっては不便かもしれません。

Jira | 課題 & プロジェクト管理ソフトウェア | Atlassian

Trello

どこにいてもチームのプロジェクトを管理 | Trello

Trelloは、カンバンボード方式のタスク管理・プロジェクト管理ツールです。

Backlogと同じくSaaS型のサービスであり、インターネット環境さえあればどこからでも利用できます。

Trelloは、シンプルで直感的なUIを持っており、カードと呼ばれるタスクをリストに並べて管理できます。

また、Trelloは無料で利用できるプランがあり、コスト面では有利です。

しかし、Trelloはカンバンボード方式に特化しているため、ガントチャートやwikiなどの機能はありません。

また、Trelloはプロジェクト単位ではなくボード単位で管理するため、複数のプロジェクトを横断的に管理するのは難しいです。

さらに、Trelloは無料プランでは機能制限がありますし、有料プランでもユーザー数に応じて料金が変わるため、多人数で利用する場合はコストが高くなります。

どこにいてもチームのプロジェクトを管理 | Trello

Backlogのまとめ

Backlogは、タスク管理・プロジェクト管理ツールとして国内で人気のサービスです。

使いやすさや効率化、柔軟性などのメリットがありますが、権限管理や機能制限などのデメリットもあります。

また、RedmineやJiraやTrelloなどの類似商品と比較しても、それぞれに長所と短所があります。

Backlogを導入するかどうかは、自分のプロジェクトの特性やニーズに合わせて判断する必要があります。

Backlogに興味がある方は、以下のリンクから無料トライアルを申し込むことができます。30日間無制限で使えるので、実際に使ってみて感触を確かめてみてください。

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