暗号通貨を保有するなら、ハードウェアウォレットは必須です。
ハードウェアウォレットとは、オフラインで暗号通貨を管理できる専用のデバイスです。ハッキングや盗難のリスクを大幅に減らすことができます。
今回は、世界で最も人気のあるハードウェアウォレットのメーカーであるLedger(レジャー)社の製品を紹介します。
Ledger社は、仏Ledger社による代表的なハードウェアウォレットです。ビットコイン(Bitocoin)、イーサリアム(Ethereum)、リップル(Ripple)を始め、数多くの暗号通貨に対応しており、話題のNFTの管理も可能です。
Ledger社の製品は、以下の2種類があります。
- Ledger Nano S Plus
- Ledger Nano X
それぞれの製品の特徴や違い、メリット・デメリット、類似商品との比較、口コミなどを詳しく解説していきます。
Ledger Nano S Plusとは?
Ledger Nano S Plusは、Ledger Nano Sより容量を大幅にアップして新登場したモデルです。
インストール仕切れなかった容量面を解消したことで、100以上のアプリを同時にインストールして5500種以上の暗号資産の管理が可能になりました。
Ledger Nano S Plusの主な特徴は以下のとおりです。
- 価格:約12,000円(税込)
- サイズ:62.39mm x 17.40mm x 8.24mm
- 重さ:21g
- 接続:USB-C
- Bluetooth:非対応
- 対応仮想通貨:5500種以上
- 管理できる数:100種類
Ledger Nano S Plusは、コスパ最強のモデルと言えます。
Bluetoothに対応していないこと以外は、ほぼLedger Nano Xと同じ機能を持っています。価格は半額以下です。
Ledger Nano Xとは?
Ledger Nano Xは、Bluetoothでスマホと接続し、モバイル版のLedger Live上でも送受信を行う事が可能な最上級モデルです。
パソコンに直接接続しなくても利用できるため、外出先でも便利に使えます。
Ledger Nano Xの主な特徴は以下のとおりです。
- 価格:約24,000円(税込)
- サイズ:72mm×18.6mm×11.75mm
- 重さ:34g
- 接続:USB-C
- Bluetooth:対応
- 対応仮想通貨:5500種以上
- 管理できる数:100種類
Ledger Nano Xは、Bluetooth対応の最上級モデルと言えます。スマホと連携することで、より柔軟に暗号通貨を管理できます。価格は高めですが、機能性や利便性を重視する人におすすめです。
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xの比較表
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xの違いを一覧で比較してみましょう。
項目 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X |
---|---|---|
価格 | 約12,000円(税込) | 約24,000円(税込) |
サイズ | 62.39mm x 17.40mm x 8.24mm | 72mm×18.6mm×11.75mm |
重さ | 21g | 34g |
接続 | USB-C | USB-C |
Bluetooth | 非対応 | 対応 |
対応仮想通貨 | 5500種以上 | 5500種以上 |
管理できる数 | 100種類 | 100種類 |
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xのメリット・デメリット
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xのメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
Ledger Nano S Plusのメリット・デメリット
Ledger Nano S Plusのメリットは以下のとおりです。
- コスパが高い
- 多くの仮想通貨に対応している
- セキュリティが高い
Ledger Nano S Plusのデメリットは以下のとおりです。
- Bluetoothに対応していない
- サイズが小さくて紛失しやすい
Ledger Nano Xのメリット・デメリット
Ledger Nano Xのメリットは以下のとおりです。
- Bluetoothに対応している
- 多くの仮想通貨に対応している
- セキュリティが高い
Ledger Nano Xのデメリットは以下のとおりです。
- 価格が高い
- Bluetooth接続に不安定さがある
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xの類似商品との比較
Ledger社以外にも、ハードウェアウォレットを製造しているメーカーはあります。
代表的なものとして、Trezor(トレザー)社やCoolBitX(クールビットエックス)社などがあります。
ここでは、それぞれの製品とLedger Nano S PlusやLedger Nano Xとの比較をしてみましょう。
Trezor OneとTrezor Model T
Trezor(トレザー)社は、世界初のハードウェアウォレットを開発したメーカーです。
現在は、Trezor OneとTrezor Model Tの2種類の製品を販売しています。Trezor Oneは、初心者向けのシンプルなモデルで、Trezor Model Tは、タッチスクリーンやSDカードスロットなどを搭載した高機能なモデルです。
Trezor OneとTrezor Model Tの主な特徴は以下のとおりです。
項目 | Trezor One | Trezor Model T |
---|---|---|
価格 | 約9,000円(税込) | 約25,000円(税込) |
サイズ | 60mm x 30mm x 6mm | 64mm x 39mm x 10mm |
重さ | 12g | 22g |
接続 | USB-A or USB-C (adapter) | USB-C |
Bluetooth | 非対応 | 非対応 |
対応仮想通貨 | 約1,000種類 | 約1,600種類 |
管理できる数 | 不明 | 不明 |
Trezor OneとTrezor Model TとLedger Nano S PlusやLedger Nano Xとの比較をしてみましょう。
Trezor OneとLedger Nano S Plusの比較
Trezor OneとLedger Nano S Plusは、価格やサイズ、重さなどが似ています。
しかし、対応仮想通貨の数では、Ledger Nano S Plusの方が圧倒的に多いです。また、Trezor OneはUSB-Aで接続するため、USB-Cのパソコンにはアダプターが必要です。Bluetoothにはどちらも対応していません。
Trezor OneとLedger Nano S Plusのメリット・デメリットは以下のとおりです。
項目 | Trezor One | Ledger Nano S Plus |
---|---|---|
メリット | シンプルで使いやすい | コスパが高い 多くの仮想通貨に対応している セキュリティが高い |
デメリット | 対応仮想通貨の数が少ない USB-Aで接続するためアダプターが必要 | Bluetoothに対応していない サイズが小さくて紛失しやすい |
Trezor Model TとLedger Nano Xの比較
Trezor Model TとLedger Nano Xは、価格やサイズ、重さなどが似ています。
しかし、対応仮想通貨の数では、Ledger Nano Xの方が多いです。また、Trezor Model TはタッチスクリーンやSDカードスロットなどを搭載していますが、Bluetoothには対応していません。
Ledger Nano XはBluetoothに対応していますが、タッチスクリーンやSDカードスロットなどはありません。
Trezor Model TとLedger Nano Xのメリット・デメリットは以下のとおりです。
項目 | Trezor Model T | Ledger Nano X |
---|---|---|
メリット | タッチスクリーンやSDカードスロットなどを搭載している 多くの仮想通貨に対応している セキュリティが高い | Bluetoothに対応している 多くの仮想通貨に対応している セキュリティが高い |
デメリット | 価格が高い Bluetoothに対応していない | 価格が高い Bluetooth接続に不安定さがある |
CoolWallet S
CoolWallet Sは、CoolBitX(クールビットエックス)社が開発したハードウェアウォレットです。
クレジットカードサイズで持ち運びやすく、防水・耐衝撃・耐熱性も備えています。Bluetoothでスマホと接続し、専用アプリで操作できます。
CoolWallet Sの主な特徴は以下のとおりです。
- 価格:約14,000円(税込)
- サイズ:85.6mm x 54mm x 0.8mm
- 重さ:5g
- 接続:Bluetooth
- 対応仮想通貨:約1,000種類
- 管理できる数:不明
CoolWallet SとLedger Nano S PlusやLedger Nano Xとの比較をしてみましょう。
CoolWallet SとLedger Nano S Plusの比較
CoolWallet SとLedger Nano S Plusは、価格やBluetooth対応などが似ています。しかし、サイズや重さでは、CoolWallet Sの方が小さくて軽いです。
また、対応仮想通貨の数では、Ledger Nano S Plusの方が多いです。CoolWallet Sはスマホと連携することで、よりモバイルに使えます。
CoolWallet SとLedger Nano S Plusのメリット・デメリットは以下のとおりです。
項目 | CoolWallet S | Ledger Nano S Plus |
---|---|---|
メリット | クレジットカードサイズで持ち運びやすい 防水・耐衝撃・耐熱性がある Bluetoothに対応している | コスパが高い 多くの仮想通貨に対応している セキュリティが高い |
デメリット | 対応仮想通貨の数が少ない 専用アプリが必要 | Bluetoothに対応していない サイズが小さくて紛失しやすい |
CoolWallet SとLedger Nano Xの比較
CoolWallet SとLedger Nano Xは、Bluetooth対応などが似ています。
しかし、価格やサイズ、重さでは、CoolWallet Sの方が安くて小さくて軽いです。また、対応仮想通貨の数では、Ledger Nano Xの方が多いです。CoolWallet Sはスマホと連携することで、よりモバイルに使えます。
CoolWallet SとLedger Nano Xのメリット・デメリットは以下のとおりです。
項目 | CoolWallet S | Ledger Nano X |
---|---|---|
メリット | クレジットカードサイズで持ち運びやすい 防水・耐衝撃・耐熱性がある Bluetoothに対応している | Bluetoothに対応している 多くの仮想通貨に対応している セキュリティが高い |
デメリット | 対応仮想通貨の数が少ない 専用アプリが必要 | 価格が高い Bluetooth接続に不安定さがある |
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xの口コミ
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xの口コミを紹介します。以下は、インターネット上で見つけた実際のユーザーの声です。
Ledger Nano S Plusの口コミ
- 「Ledger Nano Xよりも安くて機能もほぼ同じなので、S Plusを購入しました。使ってみた感想は、操作性も良くて満足です。ただ、Bluetoothに対応していないので、パソコンに接続しなければならないのが少し面倒です。」
- 「S Plusはコスパ最高ですね。100種類も管理できるなんて驚きました。XはBluetoothがあるけど、個人的には必要ないし、価格も倍近くするからS Plusで十分だと思います。」
- 「S Plusは小さくて軽くて持ち運びやすいです。ただ、小さすぎて紛失しやすそうなので注意が必要です。また、USB-Cケーブルが付属していますが、長さが短くて使いにくかったです。」
Ledger Nano Xの口コミ
- 「Ledger Nano XはBluetoothでスマホと接続できるので便利です。外出先でも気軽に送受信できます。ただ、Bluetooth接続には不安定さがあって、たまに切れたりすることがあります。」
- 「Ledger Nano Xは多くの仮想通貨に対応していて、セキュリティも高いです。価格は高いですが、それだけの価値はあると思います。デザインもシンプルでスタイリッシュです。」
- 「Ledger Nano Xはサイズも重さもちょうどいいです。画面も見やすくて操作もしやすいです。Bluetoothでスマホと連携できるのも良い点ですが、バッテリーの持ちが悪いのが難点です。」
まとめ:Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xはどちらがおすすめ?
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xは、どちらも優れたハードウェアウォレットです。
しかし、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分のニーズや予算に合わせて選ぶことが大切です。
- Ledger Nano S Plusは、コスパ最強のモデルです。多くの仮想通貨に対応しており、セキュリティも高いです。Bluetoothに対応していないことや、サイズが小さくて紛失しやすいことに注意が必要です。
- Ledger Nano Xは、Bluetooth対応の最上級モデルです。多くの仮想通貨に対応しており、セキュリティも高いです。Bluetoothでスマホと連携できることや、サイズや重さが適度なことが魅力です。価格が高いことや、Bluetooth接続に不安定さがあることに注意が必要です。
以上、Ledger(レジャー)の暗号通貨ハードウェアウォレットを徹底解説しました。
暗号通貨を保有するなら、ハードウェアウォレットは必須です。自分に合った製品を選んで、安全に暗号通貨を管理しましょう。
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